映画ドラえもん のび太の絵世界物語
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かなりよかった
今すぐ映画館に見に行って!とまでは言えないが、歴代ドラ映画を見るなら必ず見てほしい
ミレイさんが萌え萌えすぎるな…
ていうか絵の中の世界のキャラクターだからこういうキャラデザでも行けているのか~と視聴前には思っていたが、バリバリに現実世界のキャラだった
あとやっぱり見に来てた人たちは普通に子どもが多かったんですけど、笑いを狙っているシーンでちゃんとウケていてかなり良かった
最初に絵から出てアートリア王国につくシーンでのミレイが頭を地面に叩きつけられるやつ
可愛そう…と自分は思っていたが
お尻ペンペン
意外とお尻ペンペンってウケるんだな…と思った
カクカクシカジカ
カクカクシカジカって日本特有、というか漫画アニメの記号すぎる
これで子どもにウケているのが凄い
信じることによってそれが具現化する
オープニングかなり良かったな
本編では流石に尺が多すぎるためやってなかったが、それぞれ入った絵のスタイルに合わせてドラえもんキャラたちのルックが変わっていた
チンカラホイとか、絨毯とか、箒とか…
石っぽく固まるのも確かそうですよね
ひみつ道具ミュージアムネタもあったんでしょうか
流石にそこはないか?
なぜいきなり建築を…?ていうか水ビル建築機とかあったな~と思っていたが、絵で生み出されたものは水が弱点だ!ということが判明してから、ああ、なるほど… と思った
でもあまりにもいろんなキャラが行動不能になっていくので、どうするんだろうと思っていた
そこでのび太が描いたドラえもんが助けてくれるという流れになって綺麗すぎてびっくりした
しかものび太の絵はうまいわけではないので、最終的になんの道具をこれから使って解決するのかを視覚的にはっきりとはさせずボルテージを上げて行ってたのが上手すぎる
橋の上でパルとあったときにミレイに対して「不思議の国のアリスかな?」と言っていて、いや、13世紀からあるのか?まあイソップ物語とかもかなり前からあるはずだしそうなんかな…なんか普通にスッて流されたし…と思っていた
が、普通にドラえもんが「あっ!不思議の国のアリスは19世紀の作品なんだからあいつは未来人だ!」て言い出して、あ、やっぱそうなんだ と思った
子どもに伝わるか?
まあ同伴とかの大人向けか…
半分、ドラえもんたちが出会ったミレイが絵の中のミレイなのか本物のミレイなのかを個人的には疑いつつ見ていたので、二人目のミレイがでてきたとき普通にミスリードさせられた
きれいすぎる
まああのピエロみたいな人は明らかに変だったが、パルがタイムパトロールであるということに気がつくのは遅かった
その分純粋に楽しめてはいますが
戦いの最中にさりげなくコウモリのチャイが自分は絵であるということをカミングアウトしてびっくりした
え?ミレイは時空の狭間に入ってそこから絵の中に入ってしまったって話をしてたのに… 迷いの森とコウモリだけの絵なんて描くわけ無いじゃん じゃあ… と思った
案の定、ラストシーンではミレイも消えていくわけですが、えっじゃあこのあとどうすんのってなった
で、パルが連れてきた4年間時空の狭間に漂っていたミレイが出てきて、記憶どうなってるんだ…と思ったらちゃんと夢(というか記憶?観測?)で見てた!という感じで良かった
これまで、ミレイは未来視などをする描写とか、実際そうなって話が進んできたわけなので、うまくできている…と感動した
絵を書くときは描く対象の事が大好きだって思いながら描くのがいい という全体を通したメッセージがちゃんと伝わってきた
のび太が描いたドラえもんの愛くるしさが素晴らしく…
多分半分ぐらいは生成AIに対してのメッセージでもあると思ってる
生成AI自体が悪いのではなく、愛があるかどうかの問題
ま、監督がどの立場なのかは分かりませんが…